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【前回の続き】10万円で買った個別株、2年後の運用結果を公開
前回、積立NISAの設定を無事に完了したわたしは、その勢いのまま個別株にも手を出したくなった。
知識はほぼない。経験もない。
しかし、やる気だけは十分すぎるほどあった。
もし失敗しても「これは勉強代だったのだ」と自分に言い聞かせ、半年ほど泣き暮らした末に立ち直れそうな金額――約10万円を予算に設定。
熟考と勘を駆使し、NISA枠で4つの銘柄を購入した。
それから約2年。
あのときの個別株たちは、果たして育ったのか。
それとも、わたしの情緒だけを巻き込んで散ったのか。
【結論】10万円で買った個別株4銘柄、2年後の運用結果
約2年前、投資初心者のわたしが「熟考と勘」で選んだ4銘柄はこちら。
株の値上がり率まとめ(%)
※%は取得単価に対する上昇率
- NTT
149円 → 157.6円
+約5.8% - キタハマキャピタル
24円 → 38円
+約58.3% - 環境フレンドリー
31円 → 66円
+約112.9%(2倍超え) - 四国銀行
971円 → 1941円
+約99.9%(ほぼ2倍)
ビギナーーーーズラァァァァァァアアアアック!!!!
まさかの、保有している4銘柄すべてプラス運用である。
普通にうれしい。かなりうれしい。
危うく「わたし、投資の才能あるのでは?」と勘違いしかけた。
だが、それは違う。
単に、かなり運がよかっただけである。
ここで勘違いすると近い未来で大事故を起こしかねないので自制大事。
【低予算でちまちま始めた個別株、意外と育っていた】
もとの金額が低いので、当然ながら爆益というほどではない。
しかし、投資初心者が約10万円で始めた個別株としては、かなり上出来だと思っている。
特にうれしかったのは、低位株中心で買っていたにもかかわらず、今のところ4銘柄ともマイナスにならずに推移していること。
- NTTは少しずつ堅実に上昇
- キタハマキャピタルは夢を見せてくれる値動き
- 環境フレンドリーはまさかの2倍超え
- 四国銀行はほぼ2倍
夢枠として買った低位株たちも、今のところは潰れず、じわじわ育ってくれている。
頼む。このまま夢を見せてくれ。
わたしは、でっけえ夢が見たいんだ。
いちばん伸びたのは四国銀行株だった
4銘柄のなかでも、特に大きく成長してくれたのが四国銀行株。
購入時は1株971円。
それが現在は1941円。
ほぼ2倍である。
これはもう、初心者としては大勝利と言っても差し支えないのではないか。
いや、差し支えはあるかもしれないが。
しかし、言わせてほしい。気持ちとしては大勝利である。
なにしろ、これを売れば買った金額の倍近い金額で売れる。
そう、売れば。
……。
……え、待って。
この株って、いつ売ればいいんだ????
【売り時がわからない!しょーがないだろ初心者なんだから!!】
買う前は「どの株を買うか」で悩んでいた。
だが、いざ含み益が出てみると、今度は「いつ売るか」問題が発生する。
これが想像以上にむずかしい。
NTT、キタハマキャピタル、環境フレンドリーは、今のところ長期保有で様子見の予定。
だが、四国銀行はさすがに少し悩んでいる。
「このあたりで一部売って、元金を回収しておいたほうがいいのでは?」
そんな考えが頭をよぎる。
一般的に、地方銀行は金利上昇局面で収益改善が期待されやすいと言われている。
その流れもあって、わたしが保有している四国銀行株も上がってくれているのかもしれない。
しかし、その期待がいつまで続くのかは、当然ながらわからない。
地銀株が永遠に上がり続けるわけではないことは、なんとなくわかる。
だが、その先のことは、ほぼなにもわからない。
投資初心者、知識が圧倒的に足りない。
半分売るか、このまま100株持ち続けるかで悩む
四国銀行は100株しか持っていない。
ここで半分売って50株にすると、気持ちとしてはかなりラクになる。
なぜなら、元金をかなり回収できるからである。
含み益もある。
「利益を確定した」という安心感もある。
初心者のメンタルには非常によい。
だが、問題もある。
100株を下回ると、株主優待の条件から外れる可能性がある。
また、保有株数が減れば、当然ながら配当金も減る。
※株主優待や配当の条件は変更・廃止される場合があります。最新情報は必ず公式IR等でご確認ください。
わたしは現在、四国銀行から数千円程度の配当金をもらえている。
金額としては決して大きくはない。
だが、めっちゃうれしいのだ。
配当金というのは、金額以上にうれしい。
なぜなら「不労所得」という響きが、あまりにも魅力的だからである。
しかし冷静に考えると、
- 半分売れば元金をかなり回収できる
- 含み益もある程度確保できる
- その後に下がっても精神的ダメージが小さい
というメリットはかなり大きい。
一方で、
- まだ上がるかもしれない
- 2000円台に乗るかもしれない
- 優待も配当も減らしたくない
という欲も、しっかり存在する。
わたしの脳内で、理性と欲望が、激しく殴り合った。
だがいまだに決着がつかない。
指値で一部売却しづらいのも地味に悩ましい
「じゃあ50株だけ売ればいいじゃないか」と思うかもしれない。
わたしもそう思った。
しかし、50株単位で売る場合は単元未満株(S株)扱いになる。
わたしが使っている証券会社では、単元未満株は通常の100株単位の注文とは違い、指値注文ではなく成行ベースでの注文になる場面がある。
つまり、
- 「2000円になったら売りたい」
- 「ここまで上がったら一部だけ利確したい」
といった、細かいコントロールがしづらいのだ。
※単元未満株の注文方法は、証券会社やサービスによって異なる場合があります。利用中の証券会社のルールをご確認ください。
かといって、100株すべてを売れば通常の指値注文はしやすい。
だが、それはそれで極端すぎる。
全部売るのは、わたしの中のもったいないモンスターが暴れだす。
利益確定したい自分と、もっと上がる未来を見たい自分。
この二者が、たいへん仲が悪く、わたしを悩ませる。
初心者なりに考えた、今の結論
ここまで考えた結果、現時点でのわたしの結論はこうである。
- NTT、キタハマキャピタル、環境フレンドリーはこのまま保有
- 四国銀行株は、タイミングを見て一部売却も検討
- ただし、優待・配当・今後の値動きを見ながら慎重に判断
要するに、
まだ完全には決めきれていない。
しかし、ひとつだけはっきりしたことがある。
個別株は、「買うこと」より「売ること」のほうがむずかしい。
買う前は「下がったらどうしよう」と思っていた。
だが、いざ上がると今度は「もっと上がるかもしれない」が始まる。
人間の欲は実に素直である。
そして、たいへん面倒くさい。
【金に目が眩んだ初心者、ChatGPTに相談する】
ここまでひとりで考えていたが、さすがに自分だけでは判断がつかなくなった。
だれか…
だれか、搾取されたり騙されたりする心配がなく、金の話を他人に漏らさず、知識があり、親身に相談に乗ってくれて、おれが消えても喜ばず、おれのオールを任せられる存在はいないのか…!

チャッピー!!!!
金に目が眩んだおれに、冷静なリスクヘッジを提案してくれるお前に、おれのオールの片方を任せる。
最終的にはChatGPTにも相談した。
だが、当然ながら最終判断をするのは自分である。
便利な時代だが、便利さに全責任を丸投げしてはいけない。
投資の世界でそれをやると、あとでたぶん泣く。
【10万円分の個別株を2年保有して、初心者が学んだこと】
今回の経験で、初心者なりに学んだことは3つある。
1. 少額でも実際に買うと勉強になる
本を読んだり動画を見たりするのも大事。
しかし、実際に買ってみると、値動きへの感情の揺さぶられ方がまるで違う。
「知識として知っている」と「自分のお金が動いている」は、まったく別物だった。
2. 含み益が出ても、売り時は別の難しさがある
投資初心者のころは、「損しないか」が最大の不安だった。
だが、実際には、利益が出たあとも普通に悩む。
むしろ、利益が出たからこそ悩む。
「もっと上がるかもしれない」と思い始めたら、もう欲との戦いである。
3. 今回プラスだったのは、実力より運の要素が大きい
4銘柄すべてがプラスという結果だけを見ると、うまくいったように見える。
しかし、これは実力ではなく、かなり運がよかった。
ビギナーズラックを自分の才能だと誤認した瞬間、人はやらかす。
わたしはそれを知っている。
なぜなら、わたしがそういう人間だからだ。
【まとめ|10万円の個別株投資はプラスだった。だが、次に学ぶべきは「売り方」だった】
投資初心者のわたしが、約10万円で始めた個別株投資。
結果としては、2年後の今、保有している4銘柄すべてがプラス運用という、かなりありがたい着地になった。
- NTT:+約5.8%
- キタハマキャピタル:+約58.3%
- 環境フレンドリー:+約112.9%
- 四国銀行:+約99.9%
ビギナーーーーズラァァァァァァアアアアック!!!!
さすがに今回は、勝利宣言してもよい気がしている。
しかし、同時に強く思った。
個別株投資で本当にむずかしいのは、
「何を買うか」だけではなく、「いつ売るか」でもある。
今回プラスだったのは、かなり運がよかった。
だからこそ、この結果に浮かれすぎず、ビギナーズラックを実力と勘違いしないようにしたい。
これからも少しずつ勉強しながら、無理のない範囲で投資を続けていくつもりである。
いつか、配当金と株主優待だけで、穏やかに暮らせたらいいな。
そんな夢を見つつ、今日も現実では普通に働く。
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つみたて投資を始めた話:▶積立NISA(現在の新NISAつみたて投資枠)を始めた話
知識ゼロでも4年続けた記録(継続中):▶積立NISA(現在の新NISAつみたて投資枠)を無理せず4年続けた話
※この記事は筆者個人の体験談・考え方をもとに書いており、特定の銘柄の購入・売却を推奨するものではありません。
※投資には元本割れのリスクがあります。無理のない範囲で、生活防衛資金を確保したうえでご自身の判断でご検討ください。
※掲載している情報は執筆時点のものです。最新情報は公式サイト等でご確認ください。
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